更新間隔が恐ろしく空いてしまったので、まずは現状を整理します。
下図はAD450に於ける各国の国教、スコアです。
【※画像欠損】
国土の詳細は本レポのその2に載せましたが、国土から考えられる実際の国力としては、
ハンムラビ>スレイマン>ワシントン>その他、の順となります。
但し、ラムセスは都市の質は高く、物理学ルートで先行していることから、文化勝利に向かわれると十分に危険です。
プレーヤー側からすると、自由主(※自由主義)・経済学で得たリードで如何に世界をコントロールするかが今後の主題です。
また、その4のコメントで資源交換についての話があったので、同じくAD450に於ける資源交換を如何に示します。
【※画像欠損】
端的に言いますと、ここまで資源交換、相互通称は非常に無節操に行っています。
国境開放と資源帝京は時間をかければ合計+4の外交感情が得られます。
今回の様な火種の少ない大陸の場合、取り敢えず交易を行っている方が外交的にも有利な場合が少なくないのです。
また今回の場合、自国の商業力が交易路に大きく依存していることからも、各国との通商は切りたくありません。
AD475(134T)ハンムラビに火薬を150Gで売却。ハンムラビとの関係が有効になる。
AD475(134T)ハンムラビと自由主義+天文学 <-> 憲法で交換
なかなか代議制を採用しないハンムラビ・スレイマンに痺れを切らして強引に憲法を入手。
体制変更要請で強引に両国間の関係を引き裂こうとするが、ここで問題が発覚する。
スレイマンへの対ハンムラビ宣戦要請は、「それでは何も得るものが無い」になっていたのだ。
さらに各国を調べた結果、対ハンムラビ宣戦が可能なのはワシントンだけと判明する。
これを踏まえた上で今後の外交計画を再構築する。
まず大前提として最大国のハンムラビを戦争状態にする為にも、ワシントンに対ハンムラビ宣戦依頼を通さねばならない。
幸いにして、前回でワシントンを改宗させた為、これに必要な条件はすぐに満たされると思われる。その上で他国への対処を考える。
ここではまず警戒せねばならないのは、ハンムラビ・ワシントン戦争への第三国の介入だ。
現状では、対ハンムラビの宣戦が可能な文明は他に存在しないが、対ワシントンの宣戦依頼は可能なのだ。
具体的には仏教国によるアメリカ分割が行われた場合、もはやスレイマン、ハンムラビに対して打つ手が無くなりかねない。
その為、スレイマンには他国と戦争状態に入ってもらいたいが、この点でも問題が残っている。
ハンムラビ、ワシントンを除き現状でスレイマンの侵攻に耐え得ると思われるのは、防衛持ちの先進国の王健だけだ。
しかしその王健はバチカン教皇でもあるのだ。(そしてスレイマンにもすでにヒンズー教は流入している。)
加えて教皇候補は王健とその盟友のラムセスなので、この問題は教皇の首を挿げ替えたところで解決しない。
従って王健・スレイマン戦争は如何に教皇庁に停戦決議を出させないかが重要となる。
以上を踏まえた上で、仕掛け所を待つ。
AD500(135T)ハンムラビに化学を630Gで売却。
AD520(136T)ワシントンに経済学を210Gで売却。
AD540(137T)ハドルメントゥムで民族叙事詩完成。
AD540(137T)ハンムラビと共通規格+450G <-> 企業で交換。
独占技術の共通規格を即座に交換に出したのは、ワシントンに宣戦依頼をすれば友好関係が崩れて交換が出来なくなる為。
またハンムラビがライフリングに一番乗りしても、その頃には官僚制ボーナスが進行してこちらで横流し可能だ。
そして待ちに待ったチャンスが遂にやってくる。
AD580(139T)教皇庁からバチカン勝利の議題が出される。
左記のバチカン議題には大きなチャンスが内包されている。
何故なら次の議題は教皇選挙で固定されているので、バチカンは今後20T停戦介入できないのだ。
そして同ターンにワシントンとの同宗教ボーナスが進行し、友好関係に達する。
ここで一気に外交介入を行う。まずこの段階での外交関係を下に示す。
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見ての通り、カルタゴの外交状態は良いが、それ以外に他国が友好的な関係を築き過ぎている。
ここで介入しなくては、他国の不戦外交勝利の危険性すら残ってしまう。次に技術交換テーブルを示す。
技術はある。あとは介入するだけだ。
AD580(139T)ワシントン 化学+天文学 <-> 対ハンムラビ宣戦+30G+平和主義・奴隷制採用
AD580(139T)ビスマルク ナショナリズム+火薬+活版印刷+天文学 <-> 対ラムセス宣戦+ヒンズー改宗
AD580(139T)スレイマン 化学+天文学 <-> 対王健宣戦+20G
ビスマルクへの宣戦依頼は教皇庁の停戦介入が王健でなくラムセスに向かうのを期待してのこと。
AD600(140T)スレイマンから共闘要請 -> 拒否
AD620(141T)スレイマンが普通選挙+奴隷解放+自由市場+神権政治を採用。
これによりスレイマンとの関係が苛立ちにまで悪化。但しラムセスとの組織宗教ボーナスがなくなったのでカルタゴに攻め込むことは不可能。
しかし、スレイマンに宣戦依頼が出来なくなるのは厳しい。
ヒンズー教による多数派工作を行ったので、信教の自由を採ると予想したが外れた。
AD660(143T)タプススで第6大学を奴隷生産。
AD680(144T)蒸気機関を自力開発。大科学者ニールス・ボーア誕生。
直前偉人レートは大技術者56.3%。大技術者が出ていれば電気ルートに遺産を建てることも出来た。
仕方が無いので偉人は首都に定住。(ビーカー的にはヒッポにアカデミーだがハンマー優先)
鋼鉄を未だに誰も開発しないので、鋼鉄・鉄道を自力開発する。
鉄道をばら撒けば歩兵がでてきても宣戦を膠着状態に出来るのが魅力。
一方(偉人から予想するに)AD620にラムセスは物理学を獲得しており科学的手法から独占中。
電気系遺産はラムセスの独占がほぼ確定しており、最終的にはスレイマンをラムセスにぶつける必要がある。
鉄道まで開発するのでここで企業について考える。まずは下の国境を見てもらいたい。
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カルタゴ領内では石炭が発見されたが、残念なことにエジプトとの国境上であった。
この石炭を今後も維持できると考えれば、ハンマー系企業はアルミニウム社との競合からクリエイティブの方が望ましいかもしれない。
(カルタゴの国土は狭いので、アルミが沸かない危険性は十分にある。)
しかし、ラムセスが最終的に文化勝利に向かう可能性は非常に高く、その場合の石炭維持は難しいだろう。
従って今回は、マイニング社が創始可能ならば即座に創始する。
(インターネットルートではアルミニウム社が必ずしも確実に建てられないのも大きい。)
またこの問題と並行して考えねばならないのは製鉄所を建設するか否かである。
もともとカルタゴには鉄が無いので製鉄所の建設コストの回収には50T前後は石炭を保有し続ける必要がある。
一方で、不衛生当たりのハンマーボーナスは火力発電所+工場と比べると圧倒的に優れている。
今回はインターネット完成までなら石炭の維持は可能と予想して製鉄所の建設を決定。
これにより首都はオックスフォード+製鉄所の悪形が確定した。
AD700(145T)ビスマルクが対ラムセス宣戦依頼 -> 拒否
AD740(147T)ハンムラビが蒸気機関の独占を崩す。(=大量生産開発の危険性)
AD760(148T)ビスマルクに企業を130Gで売却。
AD780(149T)鋼鉄を自力開発。
AD780(149T)首都でオックスフォードが完成。製鉄所建設開始。
AD780(149T)教皇庁選挙。ラムセスに投票する。
AD800(150T)レプティスで奴隷反乱イベント。
AD800(150T)選挙開票。王健が選出される。
投票は王健434(王健164ワシントン156ビスマルク114)、ラムセス388(ラムセス162player138ハンムラビ88)、棄権18(スレイマン18)。
敗因としてはビスマルクが予想以上に自国内にヒンズー教を広めていたのが大きい。
また、王健でなくワシントンが対立候補になる危険もあったが、その場合はラムセスを教皇にできるので問題ない。
AD800(150T)ワシントン・王健がライフリングを獲得。両社による寡占
非常に望ましい展開。必要既知率を超えない為にもライフリングの交換入手は厳禁。
軍事学も両者で寡占状態にあり、技術対国力の構図がうまく作れている。
AD840(152T)ラムセスが鋼鉄の独占を崩す。
AD840(152T)ハンムラビに270G支払って平和主義に体制変更。
この体制変更はラムセス>ハンムラビの友好関係を崩すためのもの。(組織宗教の体制ボーナスを消失させる)
ラムセスの鋼鉄に対して交換材料となり得るのは、ハンムラビの蒸気機関ぐらいしかない。
AD900(155T)ワシントンから対ハンムラビ宣戦要請 -> 拒否
AD920(156T)鉄道を自力開発。大技術者ヴィルヘルム・シッカルト誕生。
今回は大技術者51.8%だったが無事に引き当てた。マイニング社創始がほぼ確定する。
しかしこの時、勝利条件画面は恐るべき事態の進行を示していた。
ラムセスが予想よりも遥かに早く、文化勝利へと舵を切っていたのだ。
(勝利条件画面で第3都市の文化出力を確認すれば、文化レートの上昇を容易に発見することができる。)
その6に続く
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