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最終更新: 2017-07-05 (水) 23:38:34
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座牛の不死フラク入門 Edit


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(テストプレイのレポは飛ばして海戦編その1を読んでも構いません) このページでは、本プレイの前に行った6回のテストプレイについて扱う。
このテストプレイでは再生成やロード(リセット)は行っていない。
結論から言えば、蛮族にはほとんど苦労せず、少なくとも中盤まではゲームに参加できた。

テストプレイの前に Edit

下記は「はじめに」でも述べた内容の長いバージョン
(前作に言及してますが、このプレイレポを見るにあたって必要というわけではありません)

前作(天帝フラクでごり押し猿さん)で使用していたダレイオスはフラクタルにおける非戦宇宙勝利に噛み合った指導者であった。広い領土が確保できれば、彼の強みを活かして技術と工業力で圧倒できるのだ。
フラクタルで困るシチュエーションは、
1.蛮族フェスタ
2.AI文明の覇権国化(特に自発的属国)
3.一人島
4.二人島
の4つが思い当たる。

ダレイオスは、「2.AI文明の覇権国化」対策を重視して選んだ指導者である。初期の開拓者ラッシュを金銭面のストレス無く行い、その広大な領地でゲーム終盤に覇権国をぶっ飛ばすのだ。
問題点は開拓者と労働者、蛮族対策に多くのハンマーが必要になること。蛮族対策にハンマーを割くと開拓者が遅くなり、開拓者を優先して出すと蛮族がじゃんじゃん湧いてしまう。
そして不死フラクタルをダレイオスでプレイしていた頃をよく思い返してみると、最も苦しめられていたのが蛮族対策であり、蛮族に荒らされてタイトルに戻ることが多かった。覇権国対策を考える以前の問題である。
ノーリセット(ノーロード)再生成なしの条件で勝率を上げることを考えた時、この蛮族対策を楽にすることが重要だろう。(少なくとも筆者にとっては)
もっとも、ダレイオス(ペルシャ)は蛮族対策もそこそこいける指導者で、狩猟持ちのため弓術と畜産にすぐアクセスでき、不死隊も移動力と弓兵特攻のおかげでとても便利である。蛮族都市も難なく落とせるだろう。
しかし不死隊は馬がなければ出せず、さらに槍兵に弱い。
欲を言えば、もう少し安定して蛮族を処理したい。
ただでさえハンマーの少ない序盤なのだから、何かしらの工夫がほしい。創造志向や拡張志向で軍隊以外のハンマーを減らすとか、強力なUUに蛮族と戦ってもらうとか。以前、ここを考慮してクメールのスーリヤヴァルマン2世でプレイした際は、序盤の蛮族対策がスムーズに進んだ。

一人島(孤島)の場合、蛮族に加えて研究の問題も発生する。対外交易路も技術交換相手もない状態で光学や天文学を研究しなければならないのだ。
二人島の場合も、相方がマンサでもない限り技術交換をしてくれない。態度を親しみに上げるまで、多くの指導者は「この技術はまだ手放せない」と断ってしまうのだ。
こうした状況に、シッティングブルはめっぽう強い。彼の対応力を頼り、不死フラクタルの勝率を上げていこう。

…さて、テストプレイ内容を紹介するのだが、多くのセーブデータは誤って消してしまったため、記憶を頼りに記述している。スクリーンショットが消えてしまったのが特に痛い。
また、初期のテストプレイの主目的は犬戦士の対蛮族能力を調べることなので、拡張が終わった後は割と適当にプレイしている。加えてほぼ2年ぶりのciv4プレイなので、少しプレイ感覚を忘れている。

テストプレイ1回目 Edit

ブーディカとの二人島。東西に伸びる横長楕円状の島で、中央やや西側にブル、西端にブーディカの首都がある。つまり相当広い領土がアメリカ先住民の領土となるわけだ。……と油断していたら島の中央付近に、トウモロコシと牛、多くの草原からなる良立地に蛮族都市が出現。ブーディカの弓騎兵に取られてしまった。犬戦士は都市侵略には向かない。この弱点が分かりやすい形で現れた。
自国領土の中に都市ができるとものすごく萎えてしまう。悪い癖である。それでもなんだかんだで十分な領土が確保できたものの、海の向こうから超先進国パカルが現れ、そのままリタイアした。

sittingbull.jpg「萎えずにちゃんと偉人管理しとけばマシになったと思う」
因みにブーディカとは同じ仏教徒だったのだが、親しみ関係になるには時間がかかりすぎた。おかげで技術はほとんど自力開発である。
sittingbull.jpg「自力で光学&天文学を研究するノウハウは、この頃の筆者にはなかったのだ」

テストプレイ2回目 Edit

すべての国が同大陸の巨大パンゲア。それぞれ異なる宗教を持つ4国に挟まれてしまう。
無神教で乗り切りを図るも、隣国のヴィクトリアの宣戦布告をくらいリタイア。
このマップでは犬戦士が大活躍した。首都は大陸中央の、南の海岸にあったのだが、そこから西~北~東と放射状に少しずつ犬戦士を展開し、開拓者を安全に送り込んでいった。犬戦士はほとんど戦死しないため、展開した場所から安全になっていくのだ。

ヴィクトリアの手一杯期間は陸続きにしてはとても長く、10円平和条約も出来ていたので、手一杯が確認された後から軍拡しても間に合ったかもしれない。多分間に合った。

sittingbull.jpg「当時のプレイ目標は犬戦士が蛮族に有効かを見分けることだったから……」

テストプレイ3回目 Edit

ブルは4国大陸の中央に配置された。広大な後背地を得たハンムラビの他、シャカ、モンテスマの国に囲まれるという勘弁願いたい配置。しかしモンテスマとシャカが同時にハンムラビに戦争を仕掛けたため、ハンムラビとの関係を捨てアステカ仏教に改宗&宣戦布告。
自由主義一番乗りで経済学を取得。こちらも一番ノリで大商人を得る。
海の向こうでパカル、ルーズベルト、王建と出会う。王建は完全な後進国、ルーズベルトはやや遅れ気味、マヤは先進国だが領土がツンドラだらけ。
東の蛮族島も独占出来そうである。といったところでリタイア。
因みに今回の犬戦士は、ただ一人で4体の蛮族(戦士、弓、槍)を2ターンで蹴散らすという偉業を成し遂げた。彼が居なければ相当苦戦していただろう。

犬戦士のおかげでインピの最初期ラッシュに怯えなくても良いのは精神衛生上良かった
1.jpg

テストプレイ4回目 Edit

ナポレオン、フビライ・ハン、ザラ・ヤコブが大陸の西側に位置し、徳川家康、ハンムラビ、ブルが東側にいる。西側は全体的に広く、特にザラ・ヤコブが広大な後背地を得ている。他にはフビライが文武両道の大国と化し、ナポレオンは軍事偏重の大国となっている。
一方でブルは6都市、徳川は5都市、ハンムラビに至っては3都市の小国である。フラクタル特有の極端な格差だ。因みに王建は2つの大きな島からなる大国だが、技術では遅れを取っている。ブルと徳川以外に出会えていないためだ。

外交はフビライとナポレオン、徳川が仲良しグループを作っており、ハンムラビが世界の敵となっている。これを放置するとナポレオンがハンムラビを取り込み手がつけられなくなる。そして後背地を持つヤコブが今後の脅威になると考え、ナポレオンにヤコブへの宣戦依頼を出した。長らく放置していた結果、ヤコブがナポレオンの属国となり、ナポレオンが超大国化してしまった。(技術を渡せば停戦できた。大きなミス)
2.jpg
(実際に宣戦布告するのはもう少し後)

自由主義から憲法へ進んだ後は、西の大国に対抗するために戦争が必須と考え、カノンルートへ進んだ。カノンルートへの切り替えは遅かったものの、190ターンには十分な軍量を確保でき、199ターンにはハンムラビの都市を全て占領できた。この後は長距離砲へ進む。
さて次は徳川、といった矢先、徳川がナポレオンに自発的属国を申し込んだ。徳川、神の一手である。しかしここで徳川を長距離砲で蹴散らしておかなければ、ナポレオンとの差が開きすぎてしまう。211ターン、ナポレオン、ヤコブ、徳川に宣戦布告。部隊を3つに分けた結果、兵が足りなすぎて侵攻がグダグダになり、無駄な犠牲と時間がかかった。また珍しく(というかほぼ初めて)乾ドックと海軍(フリーゲート)も作成したが、陸軍との足並みが揃わず、特に成果もなく沈んでいった。
それでも長距離砲は強力で、徳川の全都市を支配下に置くことが出来た。フランスは少ない兵力を逐次投入しており、守りは楽だった。

2016y07m09d_133451755.jpg

とはいえバビロン(アメリカ先住民の領土の西端)が奇襲によって奪われており、日本消滅後には奪還を試みる。しかしこのタイミングでナポレオン軍の本隊が到着。宣戦布告から20ターン以上もかかっているため来ないものと思っていた。合計40体以上のライフル兵、騎兵隊、そして長距離砲によって奪還どころか更にもう一つ都市を奪われ(ドゥルクリガルズ。上画像中央の日本と国境が接している都市)、防衛にあたっていた軍も全滅。ナポレオンに技術を渡して停戦した。軍隊を消耗しすぎた上にナポレオンに最大の敵認定されている。ここでリタイアした。

このプレイの反省点は分かりやすい。まずは後背地を持つヤコブを過大評価していたこと。ビビり過ぎである。世界の敵はハンムラビだったが、ヤコブもそれなりに嫌われており、技術交換があまりできていなかった。 ヤコブの負けが込んできた時点でナポレオンに技術を渡して停戦させるべきであったし、それによってハンムラビを取られるのが怖いのなら、海外の朝鮮に宣戦させて、ダラダラと戦争してもらった方が良かった(AIの海外への出兵には非常に時間がかかる。パワーバランスを変化させずに手一杯にさせておくことが可能)。そうしていればハンムラビ戦にちょっかいを出されることもなく、日本の自発的属国化もなかったかもしれない。
もう一つの反省点は日本取り込み後に停戦しなかったこと。この頃から技術一つで停戦できた。停戦条件が不利である以上、軍事力はナポレオン側が有利(本隊はどこかに存在している)と分かるはずだ。

戦争プレイの経験は浅いといえ、もうちょっとどうにか出来たはず。

sittingbull.jpg「乾ドックでじゃんじゃん海軍を量産するのは楽しかった。役には立たんかったが」
文化防御だけじゃなくて体力も減らせませんかね、座薬みたいに2割でいいから。

3.jpg
本プレイの収穫は、決断時期がやや遅くても一応カノンラッシュできるということ。フラクタルでは海外植民地に賭けることも有効な戦術の一つだが、蛮族島がないこともある。おおまかな地図を取得後、ようやく戦争プレイ(カノンラッシュ)を考慮しても十分間に合いそうである。

テストプレイ5回目 Edit

北にブル、中央にザラ・ヤコブ、南にパカルの3人島。
マヤがヒンズー教、ヤコブがユダヤ教となり仲違いが予想されたが、ヤコブがヒンズーに改宗した。ブルもヒンズー教徒となり、3人仲良く技術開発&交換に勤しんだ。
4.jpg
110ターンあたりから気まぐれに作り始めたピラミッドが完成してしまい、専門家のビーカーと偉人パワー(定住大科学者、大商人の交易ミッション)のおかげで、自由主義手前から終盤まで常に技術トップであった。
最後は社会制度と宗教でご機嫌を取り外交勝利。
6.jpg
ブルとヤコブ、そしてパカルの同じ島の3国はいずれも先進国であった。反面、天文学後に出会ったアレクサンドロスとガンジーの2国はやっと中世入りした程度で、その後もまともな研究ができていなかった。ユスティアヌスとダレイオスもやや技術に遅れがあり、1.2回しかブルと交換できていない。将来交換相手になることを見込んで、小国のダレイオスにはいくつか技術を提供したが、意味はなかった。

二人島の国々はお互いに仲が悪く、技術交換できなかったために先進国となれなかったのだろう。

テストプレイ6回目 Edit

本当はこのプレイを「本プレイ」として詳しいレポを書こうとしたのだが、例によってオートセーブのデータが消えてしまった。手動セーブもしていなかった為、データが一切ない。

見せ場は一つだけなので、そこだけ記憶を頼りに書く。

横に伸びる大陸の中央でそこそこ広い領土を得たブル。しかし自国から南東にある海沿い氾濫原、鉄+とうもろこしのA級土地が、蛮族都市となってしまう。我が国には鉄がないので出来れば欲しい。しかし剣士は作れず、かと言って犬戦士では心もとない。そこで建築に寄り道しカタパラッシュの準備を開始した。だがここで蛮族都市を挟んで北東にある大国、アメリカのルーズベルトが、タッチの差で落としてしまう。カタパルトはまだ到着していないが、犬戦士3体が元蛮族都市の隣に待機している。防衛戦力は無傷の長弓兵のみ。
ブルは限定戦争を決意。ルーズベルトに宣戦布告し、3体の犬戦士を元蛮族都市に送り込むと、3体目の犬戦士がほぼ無傷で元蛮族都市を奪った。奪った時点で蛮族都市の北1マス目に傷ついた斧兵(確か戦闘力2ちょっと)、北東1マス目に無傷の剣士がいたが引き返していった。その後も特に兵は送られないまま停戦。停戦直前に、アメリカのカタパルト+長弓兵+弓兵のプチスタックが確認できた(全6体ほど)。犬戦士に白兵をぶつける気にはなれなかったのだろうか。
その後は早めの自由主義、海外入植の成功と順調に進み、最後はご機嫌を取って外交勝利。

犬戦士は一度取った都市の防衛にも有効かもしれない。
sittingbull.jpg「それよりもトーテムポール産のスーパー弓兵がいるじゃないか」

残念ながら、テストプレイの6回とも弓術を取得した覚えがない。

sittingbull.jpg「」


最後に雑感

哲学思考のおかげで今後の方針を決めるための情報が早めに手に入りやすく(紙や光学)、それが途中で方向変換できる柔軟性に繋がっている用に感じる。

法律後即カースト制採用もなかなか便利。工房が強化され、国有化以前でも十分な生産力が確保できる。普段は奴隷で立てる大学が哲学志向で半減されるのも噛み合っている。
もちろん生産力で言えば奴隷制が格段に強いのだが、4→2奴隷のタイミングを見逃したり、奴隷活用を忘れていたり、そもそも都市が多くなりがちなフラクタルでは面倒くさがる筆者にとっては、工房と農場で敷き詰めたほうが結果的に多くの建物が立つのかもしれない。

対蛮族における犬戦士の安定感が非常に高い。実際、蛮族にやられてそもそもゲームにならない、ということは一度もなかった。研究が終わった直後に生産可能で、一度作った犬戦士は滅多にやられない。資源いらずで生産できるのは予想以上に便利で、対蛮族のキラーユニットが確実に、そして早めに出せるのは大きな強み。更に弓術を研究する必要がなくなる。
反面、蛮族都市ができると負担が一気に増える。

犬戦士が活躍できるほど広い→広い領土を獲得可能
犬戦士が活躍できないほど狭い→哲学志向を活かして戦争(カノンラッシュ)


・最後の最後に
どうでもいいがハンムラビが6回中3回登場し、その内すべての星で他国に攻められ領土を取られている。テストプレイ2回目にはスーリヤヴァルマンに、3回目はモンテ&シャカに、4回目はブルに侵略されていた。

コメント Edit

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • パカルほど話題にならないけど、攻撃志向で文化人だったり文化好きなのに官僚制マニアだったり… -- 2016-07-10 (日) 09:16:41 このテストプレイだけでなんか一つのレポになってる。面白い。 -- 巷で不人気? 2016-07-10 (日) 11:03:36 -- 2017-07-05 (水) 22:54:15
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