研究を進めつつ、周囲を斥候で探索するわ
この今回はどんなマップなんだろうって探索してる時も楽しいんだよなあ、ローグライクゲームをやってる感覚に近いというか
最序盤は私もちょっとだけ出歩いて、見えてる部族集落を踏みに……あっ
これは道具の作成技術の奥義書! 先住民の方々、感謝いたします*1
初期技術の中では一番重い、いわば急所をスキップできるなんて最高ね
紹介型のプレイレポにするにはこういう最序盤の上振れは参考にし辛いから撮れ高が低いという思いもあるが、プレイヤーとしてはありがたい限りだぜ
今度は斥候さんの訪れた集落から、原初の祈りの作法が伝えられました!
オイオイこりゃあちょっと出来過ぎだぜ
とはいえ、これでもまだ安心はできないのがFfH2……というかCiv4だわ。焦らず奢らずに進めましょう
道具の作成は、鉱山を解禁する採鉱の前提技術という点がある意味いちばん大事かもしれないですね
それと森林の伐採がもうここで解禁されるから、開拓者や最序盤の世界遺産を加速させるのにも使えるな
資源のワインを早々と改善できるようになったり、川沿い都市なら最初の満足 供給建造物であるビール醸造所を建てられるようにもなるわ。樽か醸造施設か何かが作れるようになったってことかしら。ある意味私たちみたいな呑兵衛向けの技術かもね
そしてOACにおいては、地形改善「砦」(BtSでいう要塞)も重要になってきます
砦が重要……BtSやFfH2基準ではかなり意味不明な文章ですね
ですが事実です。OACにおける砦は、小屋の強化版か変形版のような、商業 産出改善なのです
小屋→部落→村→町のように、砦→城→城塞と成長していき、もちろん商業 産出量が上がっていくんだぜ
しかも小屋に比べて成長速度は遅いけど、その代わりに市民を配置していなくても成長していくわ
BtSのバグのような仕様である「タイルにある資源が入手可能」の能力ももちろん引き継いでいます
恐ろしい話ですね……
ここまで強化された代償に、2タイル以上離さないと配置できないという制限がかかったからそこだけは注意だな
本物の小屋を解禁する教育よりこの道具の作成の方を先に取ることも多いでしょうから、最初の商業 ブースト改善としてお世話になるわよ
原初の祈りはだいたいBtSの瞑想みたいなものね。記念碑が建てられるようになるから、創造志向以外なら第2都市建設までには欲しくなると思うわ
小屋を解禁する教育や、賢者(科学者)雇用ができるようになる建造物を擁する神秘主義の前提条件であることも重要です
探索中ですけど、なんだか見覚えのないクリーチャー(生物の意。ファンタジー系ジャンルでは人間・亜人種・怪物を包括した呼称として使われることが多い)がいますね
これは沼トロールだな。戦士や斥候クラスではほぼ勝てないから、回避して進むべきだぜ
トロール……???
岩山や沼地に棲息する怪物ですね。伝統的ファンタジーの世界観にはよく登場するので、このFfH2にもいるのはある意味当然かもしれません
ゲームに登場する場合はだいたい高い再生能力を持ってることが多いが、こいつも行軍の昇進で表現されているな
幸い動きは鈍い、というか普通の移動力1なので、斥候なら逃げきれそうです
それに蛮族ユニット全般に言えることだけど、気まぐれな動きをすることも多いから逃げるつもりならだいたい逃げられるのはありがたいわね
さて、ようやく労働者の完成だぜ
解説することが多いから疲れたわね……
労働者はまあ、普通にCiv4のものとそう変わらない労働者ですね。FfH2オリジナルの地形改善ができたりもしますけど、それは対応する技術の時に言えばいいでしょうし
幻想郷文明独自要素につき折り畳み |
もうちょっとで狩猟が研究できる……というところで、新たな文明と遭遇しました
バンノール、法と秩序を重んじる軍事国家ですね
固有社会制度『聖戦』を筆頭に、悪党どもすなわち他の全文明を滅ぼすまで戦い続けるためのシステムが揃っているが、それを支えるための内政分野も意外なほどしっかり組織できるぜ。プレイヤーが使うのにも向いてるってもっぱらの評判だ
テシラ氏の志向は攻撃と、OACオリジナルの将官志向、そしてFfH2オリジナルの魔法抵抗志向ですね
将官志向はFfH2から存在する召喚志向と紛らわしいけど、全くの別モノよ。もしこのプレイレポを筆頭にネット上の文献が誤変換をやらかしていても許してあげて
その将官志向はなんと、新規ユニットに無償の昇進が与えられるという強烈な代物です
単純に考えても攻撃志向相当の戦闘1や防衛志向相当の教練1などを状況やユニットに応じて与えられるというだけで相当強力だ。しかも確率で2つ付けることができる可能性もあるぜ
魔法抵抗志向は、その名前の通り魔法に対する抵抗力を与える昇進を付与するというものです
戦争時に魔法を使って相手にデバフをかける戦略を取っていると厄介になりそうだな
進めて10ターン目、狩猟の研究が完了よ
メインは象・鹿・毛皮の有効化ですが、残念ながら今回はどれも利用予定に入っておりません
重要技術の畜産や、展開次第では優先度の上がる追跡術へも発展しますが、これらは農業や探検からも進めるので、狩猟が絶対に必要というわけではありません。ゲームの流れによってはこれが必須の前提となっている弓術のためだけに仕方なく通過するパターンも多いです
だが幻想郷もんは違う!
見覚えのある名前がいらっしゃいますね……犬走椛(いぬばしりもみじ)さん
山の白狼天狗だな。原作での出番はそう多くないが、逆に好きな属性を乗せやすいのと立ち位置が絶妙なので二次創作では需要が高く、巡り巡ってここにも出番があるってわけだ
この時期には少し……いやだいぶ重いユニットですけど、都市の成長を待ちがてら生産してみましょう
(実際にはもうちょっと遅らせたほうがいいことも多いと思います。展開と相談しましょう)
12ターン目……あっ
斥候がやられてしまったわね
強力な野生動物が闊歩してるエレバスの世界では、このぐらいの時期に初期斥候が退場してしまうのはよくある話だぜ
相手は虎でしたね……戦闘力4もさることながら初期移動力が2あり、視界外からいきなり襲ってくる理不尽な展開になることも多い相手です
こんな連中が他にも熊とかサーベルタイガーとか蠍とか巨大蜘蛛とかたくさんいるから探索は非常に危険だけど、でも部族集落を筆頭に探索のうまみも相応にあるのが悩ましいのよね
そういうわけで、哨戒任務を得意とする椛さんに幻想郷文明はお世話になるわけです
24ターン目、アムリテ文明の“均等なる”ヴァレディア氏と接触です
アムリテはこの世界の前日譚である『Fall from Heaven: Age of Ice』の主人公文明ですね
あら、FfH“2”ってことはやっぱりFfH1もあるのね
BtSの本体付属MODに入っておりますので、ご興味のございます方は触れてみるといいでしょう
(作者より:AoIはFfH0であってFfH1ではないという話も聞いたことがあるのですが、調べきれませんでした)
この世界はよくあるファンタジー世界っていうだけかと思っていましたけど、ちゃんと設定とかあるんですね
世界観やストーリーはかなり作りこまれていて、幻想郷縁起ことシヴィロペディアを読むだけでも相当に満足できるほどですよ
そもそもファンタジーとはまず第一に世界観だ……おっとこの話は始めると長くなるからやめておくぜ
OACなどのMODMODでは私たちみたいな無関係の人たちが大量に乱入してきて、しっちゃかめっちゃかになっていることでもありますから
そうね、ゲームの話に戻りましょう
アムリテ文明はなんといっても魔法の扱いが上手いんだ。魔法に必要なマナを持っていると文明全体の出力が上がっていくし、魔法使いたちが魔法を覚えるのに必要な経験値を供給するシステムも他の追随を許さない
そして英雄ゴヴァノンは彼自身が強力な魔術師であること以上に、配下のユニットに……戦士や弓兵はおろか労働者に至るまであらゆる人々に、基本的な魔法を伝授させることができます
それをさらに後押しするのがヴァレディアや私はじめ多くの魔法系指導者が持っている秘術志向ってわけだ
高ランクの魔法使いは転職ことアップグレードでしか作成できないのですが、そのUG費用を抑えるのを筆頭に多くの恩恵を与える昇進『潜在力』と、ささやかながらさらに秘術ユニットの力を上昇させる『秘術師』を与えることができます
もう1つは組織志向ね。BtSからある志向だけど、地味ながら強力だわ
ところがOACでは派手に強力になっていて、なんと社会制度の維持費が半額どころか『0』になっています
さらにFfH2なら、BtSでいう所の士官学校に相当する『指揮所』を、大将軍を使わなくてもBtSでいう宗教の聖堂みたいにいくつかの都市に兵舎に相当する練兵場を建てることで普通に建造することができる特殊能力も追加されているぜ
そして最後は『法の達人』ですね。これは19種ある魔法属性のそれぞれについて存在する志向で、対応する属性の魔法を自動かつ無償で修得することができます
展開に関係なくこの属性は確実に使える、っていうのは戦略を構築する上で役に立つな
ちょっと半端なタイミングだけど、長くなってきたからこのへんで1回切るぜ
長すぎたり短すぎたりしたら、ここか最初のページあたりにコメントをくれると助かるわね
第6回に続く
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