さて、前置きというか導入が長くなってしまったがいよいよゲームスタートだ
まずは初期設定ね
そうだな、じゃあ「今すぐプレイ」を……
選ばずに、「ゲームをカスタマイズ」にするわね
おっとそうだったな。いろいろ設定できるし、作者が楽しむためにちょっと特殊なプレイになってるが許してくれよ。
・難易度皇帝
・速度普通
・幻想郷文明
・ライバル文明はすべて『バニラ指導者からランダム』
・湖マップ(海面低)
を選ぶぜ
難易度は単純に腕前次第だけど、FfH2やOACは追加された諸々の要素をAIが使いこなしきれないからBtSの同じ難易度より体感的に易しいと言われてるわね
もっとも、それはプレイヤーがFfH2に慣れてること前提の話だからな。最初は低難易度で遊んで雰囲気を掴んだほうがいいぜ。これは東方Project原作にも言えることだな
速度は普通でやるのね
1回のプレイはそれなりにじっくり楽しみたいもんだからな
文明は幻想郷。東方パッチの宣伝も兼ねてるからここは譲れない所ね
独自要素が少ないからFfH2自体の説明にも最適……だったのは昔の話だ。今となってはここ専用の戦略や戦術も多いが、まあ勘弁してくれ
今回のレポでは、独自建造物や独自英雄以外のUUUBはあまり解説しないことにするわよ。読者の人たちはあらかじめご了承くださいね
そのへんまで解説してると長くなりすぎる上に、FfH2自体の紹介という趣旨とちょっとずれてしまうからなあ
ライバル文明はランダム……の中でも、さらに条件を付けているわ
わりと最近の更新で追加された要素だな。OACには他のMODMODが初出のものも含め、大量の追加文明と追加指導者が存在するが、そいつらは抜きにして元々のFfH2にいる指導者(と、事実上文明も)だけを相手にしようってわけだ
このプレイレポはご新規さんへの解説を兼ねるつもりだから、最初はどのMODMODにも絶対にいるバニラの方々に触れてほしい、みたいな思想があるわね
マップは……湖ね。わりと珍しい選択だわ
海戦や入植なしで手軽に遊びたい場合、大抵はパンゲアを選ぶだろうからな
湖マップは全員が同じ大陸でやり合う点ではパンゲアと同じ気楽さがあるけど、海が完全に存在しない分東西に陸地が広いのと、南北に不毛の氷原が広がるのが大きな違いになるわね
ことFfH2において、入植されないままの不毛の大地があるっていうのはかなり面倒なことになるぜ
その面倒さを堪能するためのマップ選択と言っていいでしょうね……正直他人に勧めはしないけど、プレイレポとしてはある程度誇張して伝えたい点でもあるし
その他のオプションも見ていこう
勝利条件は制覇勝利だけ縛ってあるわね。BtSでは見たことのないワードがいくつもあるけど、これの説明は後に回しましょう
征服するつもりが途中で制覇してしまって不完全燃焼、という事態を防ぐためと作者は主張してるぜ
きっちり勝利したという確信を持ってターン終了したいってわけね
最後はオプションだな。どうも世界観を重視しすぎて要領を得ない選択肢が多いが、マウスオーバーすればちゃんと説明が出るから項目名は遊んで大丈夫ってわけだ
今回は
・活気ある世界(イベント発生率2倍)
・名所旧跡すべて
・AIの呪文頻度低下
・氾濫原の自動発生の有効化
でやってみるわね
またFfH2未経験者にはよくわからんワードが出てきたな
そのうち説明するわ。説明するシチュエーションがあったらだけど
最後になったけど、今回の自機こと指導者は……
私です。よろしくお願いいたしますね
“幻想郷の記憶”、“九代目のサヴァン”、そして“創造哲学”こと稗田阿求(ひえだのあきゅう)だな
どちらの志向もBtSから大きく変わっていないために、初めて触れる方でも戸惑うことなく開始できるのではないでしょうか
FfH2はBtSに比べて非常に戦争に比重を置いた造りになっていると言ってもいいけど、それでも結局Civ4の軍備を支えるのが内政である以上はこの志向が弱いわけないのよね
哲学志向に関しては、FfH2では偉人の使い道がまだ洗練されきってないからいわゆる電球目的ではちょっと弱体化してるかもだが、その他の利用手段が多数増えているから強さは差し引きで据え置きか強化されてると言ってもいいかもしれないな
それとプレイレポをこの掛け合い形式で書くにあたって、霊夢さんや魔理沙さんとの絡みが想像しやすいキャラであることも理由のひとつみたいですね
あんたとは漫画で結構顔を合せてたもんね
東方ファンにしか通じない話はやめとけ。ここはCiv4のコミュニティなんだから
それもそうですね。……では、いよいよ本編を開始いたしましょう
第3回に続く