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最終更新: 2019-07-22 (月) 22:52:53
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Civilization 4 Beyond the Sid その3 Edit

全ては想定の範囲内 Edit


前回のラストで危機感を煽る様な書き方をしたが、実際の所、状況は決して悪くない。
今回のシド星に於ける先進国は、キュロス、イザベル、スレイマンの3国だ。
この内、スレイマンは宗教が異なり、キュロス・イザベル間も社会体制ボーナスは無く、友好に達したのは紀元前だ。
従って、この星での先進国間の技術取引は限定的なはずである。(イザベルの交換上限が5と厳しいのも大きい)
憲法の陳腐化は痛いが、この星の技術的侵攻自体はあまり速くない筈なのだ。

さて、手元には駐留ボーナス付のスパイがまだ4体残っている。何とかこの4体で交換材料を用意したい。
CGEを使用する場合、他国の技術状況が分かり難くなるが、例外的な技術がいくつかある。
活版印刷はそのひとつで、地図上で村の出力を確認することで、各国の活版印刷の有無を確認できる。
今回の場合、活版印刷がある程度の交換材料になることが判明したので、機械・活版印刷を窃盗する。
(機械:460EP、活版印刷:1053EP、成功率は72%でスパイ3名が盗み出すのに成功。)


【※画像欠損】


上は交換の翌ターン(124T/225AD)に於ける技術交換状況だ。
大スパイ経済は早期に技術交換競争から降りるので、安い技術をのんびりと開発する余裕がある。
それにより技術交換回数を抑制され、交換が苦しい窃盗開始のタイミングを殆どの指導者と交換可能な状態で迎えられる。
加えて、金銭100%による潤沢な手元資金は、強引な技術交換を可能にする。
その為、上の状況からでも技術転売によるキャッチアップは容易なのだ。
(因みに残っていた最後の駐留スパイは、成功率90%の技術窃盗に失敗して逮捕された。)
以下、この後の技術交換を明記する。両矢印の左側がこちらの提供した技術、現金を示す。

124T(225AD)
アレク(活版印刷+810G <-> 教育)
シャルル(活版印刷 <-> 光学+540G)
王健(ナショナリズム <-> ギルド+地図+100G)

125T(250AD)
王健(活版印刷+教育+625G <-> 天文学)

126T(275AD)
キュロス(天文学 <-> 銀行制度+1150G):この取引でキュロスとの交換上限突破
スレイマン(活版印刷 <-> 工学+地図+220g)

127T(300AD)
アレク(天文学+銀行制度 <-> 憲法+40G):この取引でシャルルとの交換上限突破
シャルル(天文学 <-> 王健と和平(この戦争については後述)+地図+80G)
イザベル(天文学 <-> 420G)
王健(銀行制度 <-> 地図+600G)


【※画像欠損】


上は128T(325AD)に於ける技術交換画面だ。(キュロスと取引可能なのは友好に達している為)
天文学の転売に成功した為、技術的には何とか交換についていけている。

一方、第一次窃盗に成功したスパイ3名は即座にキュロス領に再派遣している。
公安局前に可能な限りの技術窃盗を行う為だ。
実際、127T(300AD)の段階でキュロスが民主主義残り3Tとなっている。
大スパイ2号は間に合わず、大スパイ1号分のEPでは足らないので、ここで一時的にスパイレートを100%に上げる。


【※画像欠損】


131T(400AD)民主主義窃盗。金銭レート100%に戻す。
開発直後に盗めるように、現金による体制変更でターン調整したが、公安局は完成寸前(64/66ハンマー)で、かなり際どい勝負だった。
そして注目して欲しい点は、諜報ポイント比の悪化だ。8T前には-20%だったボーナスが-13%にまで悪化している。
シドAIは刑務所や公安局がほぼ自動で建つので、今後も諜報ポイント比が改善することは無いだろう。

■世界情勢と今後の戦略

ここまで自国の技術進行のみに目を向けていたが、ここで世界情勢を確認する。

121T(150AD)王健がシャルルに宣戦布告。スレイマンが信教の自由採用。
122T(175AD)王健がアルゴス占領。イザベルが王健に宣戦布告。
125T(250AD)シャルルがアルゴス奪還。
127T(300AD)シャルルに停戦介入。
128T(325AD)イザベルが信教の自由採用。

一方自国では、民主主義により購入が解禁され、手元資金が約5000Gある。
この手元資金をどう使うかが、国家戦略を決める上での最後のターニングポイントとなる。

しかし今回の例では悩むべき要素は無い。非戦宇宙勝利一択だ。
というのも、ひとつには中世の外交放棄期間に超大国が生じることが無かったので、戦争による拡張の必要性が希薄だからだ。
そしてもうひとつが、隣国のキュロスが軍事的に隙が無いという問題だ。
仮にキュロスを攻めるとすれば、少なくともイザベルとの共闘にしたいが、それに必要な技術を持ち合わせていない。
(イザベル、スレイマンが宣戦依頼でこちらに宣戦する可能性を消すには、味方に引き込むしかない。)
加えてキュロスは手一杯ではないのだが、国境に40ユニット級のスタックを配備している。単体での宣戦は軍事力的にも困難だ。

もとも、こういった展開になるのはその1の段階で容易に予想できたことではある。
問題はどういった形で宇宙開発競争を戦うかだ。それこそが本レポの主題と言える。


【※画像欠損】


大スパイ経済と科学経済 Edit


さて、話が前後するが難易度シドに於ける法律開発の目安は80Tだ。
仮にそこから裁判所完成に10Tを要するとして、大スパイ3号は157Tに誕生することとなる。(刑務所で追加のスパイを雇わない場合)
一方、シドパンゲアの標準的な展開では160T(1000AD)と言えば、AIは大量生産、電気、生物学といった技術を開発する頃である。
ここで、哲学ジャンプから電気までの必要ビーカーを計算すると、

機械(1228)+光学(1053)+天文学(3510)+科学的手法(4212)+物理学(7020)+電気(7897)=24920ビーカー

となる。但し、これは天文学を交換材料に活版印刷を入手した場合である。
一方この間に獲得可能なEPを計算すると、下の様になる。

大スパイ(2000*3)+宮殿(4*160)+裁判所(2*3*70)+スパイ専門家(4*150)=10660EP

よって、EP/ビーカー交換レートが2.4-2.5あれば裁判所による大スパイだけで、このタイミングまでは経済が回ることが分かる。
そして道教創始に成功すれば、上の交換レートは十分達成可能である。
そして重要なのが、この場合は建設済み諜報関連施設は、科学経済でも無駄にならない裁判所だけだと言うことだ。
シド星の歩き方・宇宙編で述べたことだが、難易度シドに於ける商業需要は序盤が非常に厳しい反面、終盤には余裕がある。
つまり序盤は大スパイが必須でも、裁判所大スパイ3体が誕生するタイミング(160T)では、もはや大スパイ経済は不要なのだ。
オックスフォードや国立公園といった強力な国家遺産の存在と、仁国格差の縮小は科学経済での勝負を可能とするのだ。

問題は、大スパイ経済から科学経済への移行が、果たして可能かという点だ。
結論から言えば可能である。以下に大スパイ-科学移行経済の概略を示す。

80T前後:法律開発、哲学ジャンプで道教創始、以降は金銭100%
90T前後:裁判所完成、スパイ雇用開始
125T前後:大スパイ1号完成、技術交換数の余裕を生かしたキャッチアップ(ここまでは小屋育成がほぼ不可能)
140T前後:大スパイ2号完成、民主主義を確保->大学*6を即時購入、オックスフォード建設開始
160T前後:大スパイ3号完成、これによる技術窃盗を最後に科学経済に移行する

問題は大スパイ3号のタイミングでのOX都市の完成度だが、まずオックスフォードの建設には15Tはかけられるので問題ない。
(この時点で堤防が購入可能な可能性も高く、国家遺産級の立地+官僚制ハマー補正で余裕なはず。)
一方小屋の育成面では、民主主義は普通選挙による購入と同時に奴隷解放も解禁する。
従ってオックスフォード建設中の15Tの間に小屋は最低でも村まで成長可能だ。
そして官僚制の場合、村と町の出力差は1商業だけなので、村でも十分な出力と言える。
従って、大スパイ3号までに官僚制OX首都は一定の完成度には到達可能である。

その一方で、首都で小屋を育て始める段階(140T/AD600)の段階では首都以外では十分に人口が伸ばせていない可能性が高い。
しかし、その点も問題ない。なぜなら、科学経済に移行する段階で既に生物学と代議制がそろっている可能性が高いからだ。
この場合、畑+科学者(6ビーカー)で町(5商業)を上回る出力が得られるのでそもそも小屋を育てておく必要が無い。
さらに電気があるので、水車、風車も即効性のある商業源に足り得るのだ。

さて、大スパイ経済から科学経済への移行が可能と判ったので、次になぜ科学経済に移行するかについて述べる。
簡単に言うと、スパイ経済はそもそも非戦の経済体制としては不適なのだ。

標準パンゲア+Sid2 MODの条件下では、プレーヤーの介入が無ければ、AIは平均で17世紀半ばに勝利条件を満たす。
この速度にプレーヤーが対抗するのは困難なので、プレーヤーは何らかの介入を必要とする。即ち、外交的介入と軍事的介入である。
そして、軍事的介入の先にあるのが制覇・征服勝利であり、外交的介入の先にあるのが宇宙勝利だ。
また、文化勝利はこういった介入を放棄し、純粋にスピード勝負をする勝利方法と言える。

以上を踏まえて、非戦宇宙勝利+スパイ経済と言う形を考えると、これはどうにも中途半端な経済体制と分かる。
何故なら、軍事的介入力を放棄しているにも拘らず、外交的介入力が科学経済と比べて脆弱だからだ。
(原理上、独占技術を得られない上に、スパイ活動による外交関係の悪化もある為。)
加えて、介入力を持たない文化勝利と比べると、諜報宇宙勝利は大幅に遅い。
実際、非戦宇宙+スパイ経済の天帝再戦カパック編(※プレイレポ消滅)では、上に述べた介入能力の不足から、
自国が軍事的危機に晒されている。
スパイ経済は詰まる所、外交を犠牲にして商業面で楽をしている側面があり、商業力に十分な余力があると、外交面での問題だけが残ってしまうのだ。

又、外交的介入とは別に、スパイ経済にはもうひとつの根本的な問題がある。文化勝利との相性が最悪なのだ。
スパイ経済、科学経済、文化勝利は三竦みに近い関係にある。
AIはこの内スパイ経済は使わない為、プレーヤーは科学経済を選ぶ限りは最低でも互角の戦いが保証される。
一方、スパイ経済は先進諸国が一斉に文化勝利に向かった時に、対抗手段が存在しないのだ。
(通常、大国化したAIは文化勝利を狙わない。しかし国土が狭いパンゲアでは最大国でもいさんしだいで文化勝利に向かい得る。)

以上のことから、非戦宇宙勝利は商業面が許す限り、科学経済が望ましいと言うのが本レポの結論だ。

移行型経済・実践編 Edit


民主主義を盗み出した段階で、キュロス領は公安局が完備されたので、次の窃盗は大スパイ3号誕生後にまとめて行う。
従ってスパイ生産はしばらく不要となり、この間に購入も用いて一気に科学経済に移行する。以下、実際の展開。

134T(475AD)大学*6を購入、イザベルが自由の女神完成。
135T(500AD)大スパイ2号完成。
139T(580AD)キュロスが物理学開発。予想より早い展開の為、刑務所を好悪入試大スパイ3号を加速。
(この開発は、民主主義売却で科学的手法を得ていた為分かった。)
141T(620AD)研究可視化目的で、大スパイ2号をキュロスに潜入。
142T(640AD)キュロスが共産主義開発。
144T(680AD)王健・イザベル間で和平、大陸が完全な平和に。
145T(700AD)テーベでオックスフォード完成。
148T(760AD)大スパイ3号誕生。
151T(820AD)最後の技術窃盗、科学経済へ移行。

最終スパイ活動に投入したスパイは8体。諜報比補正-11%。キュロスが重商主義から自由市場に切り替えたので、今回は交易路割引あり。
公安破壊:435EP/56%、物理学:2316EP/69%、電気:2605EP/69%、企業y:926EP/69%/88%。
企業の88%というのは最後の1体はスタックペナルティを受けないことによるもの。
本当は道教改宗工作も行いたかったが、スパイの数が足らなかった。

152T(840AD)の段階で674ビーカーの出力。OX首都の現状、国力、技術交換パネルを以下に示す。


【※画像欠損】
【※画像欠損】
【※画像欠損】


寡占状態にある電気を元手に世界を戦争状態に保てば、内政屋の典型的な勝ちパターンだ。


【そんなふうに考えていた時期が私にもありました.jpg ※画像欠損。ファイル名は原文ママ。ファイル名からお察ししてください。】



その4に続く

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