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最終更新: 2019-07-21 (日) 22:47:16
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シド星の歩き方・宇宙編 その4 Edit

奴隷島と社会制度 Edit

経済学の獲得が早ければ十数ターン後になったので、ここで今後の社会制度の変更について考えます。
現在、今後の採用がほぼ確実な社会制度には、代議制、奴隷解放、自由市場、平和主義があります。
これらの制度変更を行うパターンとしては以下の二通りが考えられます。

革命のロスを考えれば望ましいのは前者ですが、この場合早期の組織宗教放棄が問題になってきます。
組織宗教はハンマーが十分に出る内陸都市では、単純に生産を加速する宗教制度です。
しかし海洋都市の場合は、奴隷で効率的に溢れハンマーを得られる建造物が変化するという大きな意味があります。
今回の場合、ハドルメントゥムで奴隷溢れハンマーを使って民族叙事詩を建設中です。
従って、ハドルメントゥムの生産計画は、今後の平和主義採用を見据えたものでなくてはいけないのです。

ここで、ハドルメントゥムの現状を示します。建設済の建物は灯台、穀倉、バチカン寺院・僧院、鍛冶屋、図書館です。
民族叙事詩には、43ハンマーが入っており、このターンに溢れハンマーを含めて45ハンマー入れることが可能です。
ここで問題となるのは、現在既に奴隷による不満が+5(43T)発生していることです。
その為、不満なく人口を伸ばして奴隷に消費出来るのは、現在でも人口4が限界だということです。

そしてもうひとつ考えねばならないのが、オックスフォードの問題です。
その2でタナエナが律速段階と書きましたが、この場合タナエナによる遅延は10Tを超えます。
(その2のタナエナ建設時にはそこまでしっかりと計算していませんでした。)
これによるビーカー損失は科学者の電球消費0.5人分程度になります。
その為、偉人都市の立ち上がりを犠牲にしてでも、こちらで大学を建設した方が望ましいと思われます。

ここで、ハドルメントゥムに建てて意味の有る建造物の溢れハンマーについて整理します。

また、組織宗教無しで大学を建てる場合、溢れハンマーを大学に入れる必要があります。
ここで、経済学を自力開発した場合、組織宗教中に行える奴隷生産は、人口消費3、4を各1回あたりが限界と思われます。
よって手元の溢れハンマーは民族叙事詩に投入し、人口が伸びたらコトンを奴隷生産。
その段階で経済学自力開発濃厚なら大学の奴隷生産に向かう方向で行きます。
(大学の奴隷生産を平和主義後にすると、幸福面が厳しくなるという問題も有る。)

経済学レース Edit

AD150(121T)自由主義を自力開発 -> ボーナスで活版印刷獲得

AD175(122T)ラムセスと教育+活版印刷 <-> ナショナリズム+演劇+825G で交換
AD200(123T)ワシントンとナショナリズム <-> 神授王権+110G で交換
AD200(123T)王建とナショナリズム+活版印刷 <-> 火薬+音楽 で交換
AD225(124T)ワシントンと活版印刷 <-> 工学+30G で交換
AD225(124T)王建に神授王権を無償提供

独占技術の活版印刷を即座に手放しているがこれには理由がある。

ひとつに今後の技術交換として、蒸気機関を放出する段階で民主主義、鋼鉄を手に入れたい。
ところがナショナリズム、憲法は活版印刷、共通規格より重たい。
よってこの段階でナショナリズムを手に入れないと今後の技術交換が難しいと判断したため。
(そして憲法は共通規格+自由主義で手に入れたい。自由主義に誰もビーカーを入れていないのは確認済み。)

ひとつに、この取引で教育、活版印刷が王建から流出し得る状態になる。
しかし、王建が交換で入手し得る技術を全てこちらで提供することで、これらの技術が囲い込み可能と判断したため。
(神授王権無償提供もそういった戦略の一環、王建は国土的に最終的な脅威にはなり得ない)

そして、ひとつにスレイマンにとって交渉材料になるナショナリズムをこちらがばら撒くため。
スレイマンは今後宣戦依頼をしたいので、後進国であって欲しい。

こういった考えで上の取引を行ったが、活版印刷はハンムラビがあっさり自力開発(推定)。
(その結果としてワシントンにも活版印刷を放出)
加えてスレイマンが憲法を既に開発済みとなかなか思うようにはいかなかった。
(また、ラムセスは意外にも憲法を持っておらず、代わりに天文学に一番乗り。)

AD225(124T)ギルドを自力開発
ギルドは軍事技術の為、必要既知率以上に流出し難い。割のいい交換も無いのでこちらからの放出は控えておく。

AD275(126T)銀行制度を自力開発
教育の囲い込みがうまくいき、教育はヒンズー教国、銀行制度は仏教国と綺麗に分かれている。
結果として経済学を開発可能なのはカルタゴのみ。一番乗りを狙いにいく。

AD325(128T)王建が銀行制度を獲得



【※画像欠損】


おそらく自力開発、即座に経済学の開発に入る可能性も有り。
こちらの経済学が後3T。技術の場合同着はプレーヤー優先だったと思うので問題ないはず。

しかし経済学レースとは別に、ここではある重要な選択肢が生じている。

現在、ヒンズー教国がカルタゴ、朝鮮、エジプトで、仏教国がその他の4国という構図になっている。
そして、各宗教グループ内では殆どが友好になっているが、ここにきてワシントンへの改宗要請が可能になっている。
(少し前から改宗要請は可能だったが、ここに来て銀行制度の売却という交渉材料が生じた。)
中長期的視点に立てば、潜在経済力の高いオスマン、バビロニアの技術交換対象を削ることは必要になってくる。
しかし短期的に見れば、オスマン、バビロニアからの憲法流出が早いほうがこちらの技術交換はやり易い。
(王建に経済学を後追いされた場合、自由主義+経済学で早期の技術放出を行う可能性が高い。)

結果論としては今回はこのタイミングでワシントンに改宗要請を行った。
但しこれは論理的な判断ではなく、この状況ならいい加減な外交でも勝てるだろうという楽観に過ぎない。

AD400(131T)経済学一番乗り、大商人ジェームズ・クック獲得

王建との交渉画面では経済学で農業すら得られない。1ターン差の勝利だったようだ。
そして、王建>ラムセスが再び+6でありながらも友好に到達。
経済学の寡占維持は困難と判断し、即座に自由主義とセットで放出することに。
一方、ハンマー面では計算通り。このターンにハドルメントゥムで大学奴隷生産。
そして、同ターンに自由市場+平和主義に社会制度を変更。

AD425(132T)ラムセスと自由主義+経済学 <-> 天文学+50G で交換
AD450(133T)王建と自由主義+天文学 <-> 化学+30G で交換

この取引で、王建を世襲政治に変更、スレイマンからの最悪の敵認定を解除する。
今は、世襲制ボーナスでスレイマン>ハンムラビは友好だが両国は既に憲法を持っている。
代議制採用で両国の関係が崩れたら、即座に宣戦依頼をする為、今はスレイマンに手一杯になられては困るのだ。

おまけ Edit



【※画像欠損】


上はAD450に於ける国勢調査の情報だ。当初の考え通り、国力格差は時間と共に縮小し、GNPは既に5位にまで上昇した。
しかし、ここで注目して欲しいのは生産力の方だ。

バチカンの恩恵を受けているとはいえ、カルタゴの立地を考えれば生産力3位というのは異常な数字だ。
(ただしラムセスは、既に科学的手法を獲得しており、バチカンハンマーを完全に得ているのは朝鮮とカルタゴのみ)
また、同様のAIのハンマー不足は変顔帝のレポでも確認されている。
以下は個人的な推測なのだが、難易度シドでは初期労働者が倍増しており、序盤の小屋改善の設置が非常に早い。
その為、AIの国土は工房が強化される頃には、小屋が十分に育ってしまっているのではないだろうか。
そしてその結果、難易度シドでは相対的に工房の改善の頻度が低下しているのかも知れない。
現状ではまだはっきりした事は分からないが、AIが商業偏重傾向にあるとすれば厄介な問題といえる。

カルタゴの現有戦力は腰ミノ*2、ガレー*1の計80ハンマー分に過ぎない。(それを踏まえてAIの兵士数を見て欲しい)
それでもカルタゴはコトンすら、まだ2都市にしか建設できていない。それだけハンマーが不足している。
これを考えると、カルタゴにハンマーで劣りながら遺産を多数建設しているAIは、致命的にハンマーが不足しているはずだ。
ゲームバランスを考えると、AIのハンマー補正は30-40位が適正なのかも知れない。

その5に続く

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