編集 | 凍結 | 差分 | バックアップ | 添付 | ページ名変更 |
最終更新: 2019-07-22 (月) 23:04:34
トップページ / プレイレポ / MOD / Civilization 4 Beyond the Sid / その4

Civilization 4 Beyond the Sid その4 Edit

■状況整理 Edit

更新間隔も空いてしまったので、現状を整理する。
現在、勝利レースに残っているAI指導者は、西からイザベル、キュロス、シャルル、スレイマンの4名。
この中で、宣戦依頼を通し易いのはイザベル、スレイマンだが、
スレイマンは対イザベル、キュロス戦は「何も得るものがない」で宣戦拒否状態だ。
従って、この4国を戦争状態にするにはイザベル対キュロス、シャルル対スレイマンの形にせねばならないが、
イザベルへの交換材料が不足している。
電気+1000Gでも不足というのは、恐らくはイザベルが既に電気にビーカーを入れている事によるものだろう。
(文化勝利の可能性もあるイザベルが、電気ルートを進むのは極めて自然なことである。)
奇しくも前回述べた、スパイ経済の外交干渉能力の低さが、表面化したとも言える。

とは言え、現状でもプレーヤーの圧倒的優位は覆っていない。
今後イザベルが電気、無線通信と開発する間に、生物学を開発して宣戦依頼を通せば十分に勝てる。
又、自国がキュロス領に完全に蓋をされた形なので、
防衛協定トラップで無理やりキュロスを戦争状態に引きずり込むという、奥の手も残っている。
大スパイ-科学移行型経済に於いて、もっとも危険なのは大スパイ誕生までの外交放棄期間であり、
科学経済移行段階で超大国が生じていなければ、勝利はほぼ確実だ。
以下、実際の進行を示す。

153T(860AD)スレイマンに対シャルル宣戦依頼(電気と交換)
154T(880AD)王健がシャルルに宣戦布告
155T(900AD)王健がスレイマンに平和的従属
157T(940AD)イザベル、ブロードウェイ完成
159T(980AD)生物学開発、独占技術
161T(1010AD)イザベルに対キュロス宣戦依頼(生物学+蒸気機関と交換)

外交介入戦略 Edit

生物学開発後、国立公園購入、代議制+カースト制移行で957ビーカーの出力。
今後アカデミー建設での出力アップが期待できるので、内政面では既に問題ない。
よって、ここで今後の外交介入戦略を考えたい。ここで各国の国力、技術状況を確認する。

キュロス:大陸上10都市、内5都市が堤防可。技術面ではルネサンス期のユニットは全て出せる(カノンを含む)。
     エジプト国境沿いに、ライフル15、騎兵隊18、擲弾兵8、カノン4のスタック保有。
イザベル:9都市保有、内大陸上7都市、全都市堤防不可。技術的には中世軍+ライフル(エジプト提供)の構成。
     UUは防衛戦にも使えるが職業軍人を持たない。
シャルル:大陸上8都市。都市間隔が狭く、生産力そのものはイザベルより劣る印象。技術的には完全に中世軍。
アレク:シャルル傘下、大陸上3都市。但し沿岸都市+都市間隔狭の為、技術的には中世軍+胸甲騎兵。宗主国より技術が上。
スレイマン:10都市保有、内大陸上5都市、2都市堤防可。技術的には擲弾兵を除くルネサンス期のユニットが出せる。
王健:スレイマン傘下、6都市保有、内大陸上4都市。技術的にはキュロスと同水準。(エジプトとの技術取引の影響)

これらを踏まえて、今後の展開を考える。
イザベル-キュロス戦線はキュロス優位。一応イザベルもライフルは出せるが、今後もイザベルが遺産建設を続けるのであれば、都市陥落もあり得る。
又、イザベルは軍事学の前にライフリングを入手する形となた。その為、イザベルは機関銃兵へのUG素材を持たない。これは今後イザベルに鉄道を提供しても、キュロスの進軍を即座に止めることは出来ないであろうことを意味する。

一方、スレイマン-シャルル戦線は展開が読み難い。単純に考えればマスケでカノンは止められないのだが、スレイマン領の形状が問題だ。
スレイマン、王健共に島都市多数を持つ為、貴重な大陸上の都市のハンマーが、海軍に奪われる危険性がある。
因みに、スレイマンは1都市落とせばキュロスと隣接し、対キュロス宣戦依頼が通るようになると思われる。

以上のことから、今後の技術開発は自ずと決まってくる。
イザベル-キュロス間のパワーバランスは、仮に鉄道を提供したとしても維持できる保証がない。
そしてキュロスがイザベルを軍事的に圧倒した場合、スレイマンをシャルルに勝利させて2強体制を構築する必要がある。
従ってエジプトがコントロールすべき技術は、機関銃を解禁する鉄道ではなく、歩兵、戦車を解禁する産業主義ルートだ。
よって、今後大量生産、産業主義と開発し、必要に応じてスレイマンに技術提供する。

余談1:国立公園について Edit



【※画像欠損】


上は今回の国立公園都市の様子だ。大スパイ経済では民族叙事詩の偉人汚染が危険なので、序盤に民族叙事詩が機能することはない。
今回の場合でも、都市建設の段階から民族叙事詩と国立公園はセットでの運用が前提だった。
その上でその1の地図を見て貰えれば分かるが、実はより高出力な偉人都市を建造することも可能であった。
何故それがこのような控えめな偉人都市になったかというと、それには理由が二つある。

一つに都市建設段階では、将来的な経済体制が決まっていないことがある。
仮にスパイ経済の場合、国立公園の段階では技術者1+スパイ7以上の無償専門家の価値はあまり高くない。
その為、国立公園都市の森の数は8あれば十分な可能性があったのだ。

そしてもうひとつがカースト制の維持可能期間の問題だ。
仮に科学経済の場合、国立公園都市の大量の無償専門家を有効利用するにはカースト制が必須だ。
しかし、資源数が限られる非戦路線の場合、奴隷解放圧力は決して無視できる負担ではない。
多くの場合、国連決議で拒否権を一度使った段階でカースト制は放棄せざるを得ないだろう。
そして国立公園都市は、その段階で特別市民が生じない程度の専門家枠を保有しているのが望ましい。
その面での負担からも、国立公園都市は瞬間出力が高ければ良いというものではないのだ。

余談2:企業について Edit

以前に本マップでは非常にシド寿司が強力だと述べたが、実際の展開ではシド寿司を完全に無視している。
その背景には、シド寿司を創始してもそれを生かすだけの幸福がないという問題もあるが、それ以上に非戦宇宙路線では企業に大きな構造的問題があるのだ。

非戦宇宙路線に於いては科学レート100%が原則であり、金銭系の施設は原則企業本社の為だけにある。
従ってウォール街を建設する場合、銀行5+ウォール街の計1600ハンマー分のコストを企業本社だけで回収せねばならない。
ところが、仮に2種類の企業を10都市に出店していたとしても、ウォール街で得られる出力上昇は80G/Tに過ぎない。
銀行5を購入(3000G)、ウォール街を生産都市で生産(金銭生産600G分のロス)としてこれらのコストを回収するには45Tは掛かる計算となる。
(実際には企業の出展にも時間が掛かる為コスト回収にはもっと時間が掛かる。)
ところがこの45Tという数字は、企業創始から計算すると、コンピューター開発の時期を明らかに過ぎてしまっている。
つまり、宇宙勝利が商業力面での鍵を握るネット競争では、ウォール街建設はマイナスにしかならないのだ。

ところが企業の維持費は、ウォール街前提で設定されており、維持費が増える難易度シドでは特にその傾向が強い。
従って非戦宇宙路線では、自前で巨大聖都を持ちでもしない限り、企業創始は出力的にはマイナスなのだ。
(但し、ハンマー/商業バランスの改善や戦略資源確保には効果的である。)
今回の場合もシド寿司の高出力も、自国にとって魅力的というよりは、AIの企業創始が危険といった点から重要なのだ。
(維持費が大幅に削減されるAIは企業との相性も、非常に良い。)

そして最後に、企業という存在自体が内政的な要素に過ぎないという問題がある。
企業が創始される時代というのは、既に内政の時代ではなく外交の時代だ。
内政面の工夫で宇宙勝利を数反早めたところで、外交面でのミスはそれを容易に逆転する。
時代が要求しているのは、寿司による出力アップではなく、軍事技術開発による確実な外交コントロールなのだ。

まったりネットレース Edit

既に消化試合に近いのだが、以下ネットまでの展開を示す。

164T(1040AD)イザベルがロックンロール完成。
167T(1070AD)大量生産開発、独占。イザベルがコルコバードのキリスト像完成。
170T(1100AD)イザベル-キュロス間でイベント停戦。

このままではキュロスが10Tの間、内政に専念してしまう。しかしスレイマンがシャルルの都市を落とせば問題は解決する。
その場合、イザベルに対シャルル宣戦依頼、シャルルに対スレイマン停戦依頼、スレイマンに対キュロス停戦依頼で再び世界大戦になる。

173T(1130AD)教皇庁が対シャルル停戦決議、可決。

こうなっては仕方がないので素直に10T待つ。幸い技術競争面では余裕がある。

175T(1150AD)産業主義開発、独占。王健が独立。
177T(1170AD)イザベルが手一杯に。
最悪のタイミングでイザベルが手一杯に、これでは介入に動けない。

179T(1190AD)シャルル-キュロス防衛協定締結。
180T(1200AD)シャルルに対王健宣戦依頼。(防衛協定解消が目的)
182T(1220AD)無線通信開発、イザベルとの寡占。
183T(1230AD)教皇庁が対シャルル停戦決議、可決。
185T(1250AD)キュロスが手一杯に。

結局、技術競争のライバルは勝手に手一杯になってしまった。何はともあれネットレースはこれで安泰。

186T(1260AD)内熱機関開発。
190T(1300AD)王健が手一杯に。
191T(1310AD)イザベルがキュロスに宣戦布告。スレイマンがキュロスに宣戦布告。

いつの間にかスレイマンが対キュロス宣戦可になっていたらしい。
分からないのがイザベルの宣戦で、イザベルが手一杯になった段階ではキュロスとの間に平和期間があったはずなのだが。
何はともあれ望ましい展開。挟撃に見えるがスレイマンは通商の関係で陸軍を送れない。

193T(1330AD)イザベルが国連完成。
194T(1340AD)プラスチック開発、独占。
195T(1350AD)スレイマンがアポロ計画完成。
197T(1370AD)キュロスがマンハッタン計画完成。
198T(1380AD)シャルルがスレイマンに宣戦布告。(手一杯を見逃していた)
199T(1390AD)国連の普通選挙決議に拒否権使用、奴隷解放採用。
200T(1400AD)コンピュータ開発、独占。黄金期発動。
202T(1420AD)イザベル-キュロスがイベント停戦->イザベルに対シャルル宣戦依頼、シャルルに対スレイマン和平介入。
203T(1430AD)イザベルがアポロ計画完成。
205T(1450AD)国連、核禁止決議可決。(何故かウランを持たないスレイマンとアレクだけが反対)
207T(1470AD)インターネット完成。

結局余裕のネットレース勝利。下はこの段階での技術状況と国土。


【※画像欠損】
【※画像欠損】


この後は完全な消化試合なので省略する。264T(1770AD)宇宙勝利。スコア61624。

各種データ Edit



【※画像欠損】


上は1-200Tの食料グラフだ。食料産出=人口と考えていい。ある意味難易度シドを象徴するグラフと言える。
今回の場合151T(820AD)に科学経済に移行したが、その背景にあるのが上の人口だ。
紀元前に於いてはAIとプレーヤーでは人口増加のスピードが全く異なる為、商業出力で太刀打ち出来ない。
だが、この人口格差は大スパイ3号のタイミングではほぼ解消され、科学経済での勝負が可能となるのだ。
これは下のGNPぐらふからも読み取れる。


【※画像欠損】


上はスパイ活動開始期から、ネット完成の頃のGNPだ。国立公園が機能し始めた段階(1000AD)ではGNPの面でも十分にAIと戦えていることが分かる。
人口格差が解消し、国家遺産というプレーヤーチートが機能し始めれば、ビーカー勝負で困ることはないのだ。


【※画像欠損】


序でに諜報グラフ。大スパイの極端なまでの強さが良く分かるグラフだ。
実は、本レポはシド星の歩き方・宇宙編の偉人経済版とも言える。
ハンニバルの例で金融海タイルで誤魔化していた部分を非金哲で補おうとすれば、当然偉人の消費が必要となってくる。
しかしどうせ消費するなら、大科学者よりも遥かに効率のいい大スパイの方が良いだろう、という考えで生まれたのが今回の移行型経済なのだ。
因みに、今回獲得した偉人は大スパイ3、大科学者8、大技術者2(核融合ボーナス含)、大芸術家1、大預言者1の計15となった。

後書き Edit

実のところ、今回は鬼畜難易度でもがき苦しむ類のレポを書く予定だった。
しかし、もがき苦しむのと勝利の両立が出来なかった結果、今回の様なレポが出来上がった。

一応今回のレポでも、通常のSid MODの場合と比べて苦しくなっているのを感じる場面はいくつかあった。
憲法の陳腐化は完全な予想外だったし、大スパイ3号の完成も前倒しする必要が生じた。
そういう意味では、本MODは確かにSid MODよりもさらに緊張感のあるゲームを提供してくれていたとは言える。
ただその一方で、科学経済移行後が消化試合だった側面は否めない。

それでも今回のプレイをレポにしたのは、難易度シドをプレイする人が増えればいいなという思いからだ。
難易度シドではどうしても序盤に経済面で圧倒される為、非常に難しいように感じてしまう。
しかし、難易度シドは(勝ち方を選ばなければ)そこまで難しくないのだ。
スコアやGNPがトップの5分の1もなくとも、悲観する必要など何もないのだ。
実際、難易度シドで一度最後までプレイすれば、シドに対するイメージはかなり変わるはずである。
シドは難しいという先入観の払拭に、本レポが役立てば筆者としては嬉しい限りだ。

※以下コメント欄にて筆者が記載したと思われる内容を抜粋 Edit


・社会制度はネットで医療入手後は環境保護主義です。
 企業はアルミの輸入が不安定(AIが常時戦争中)なのでアルミニウム社だけ創始しました。(筆者)
・遺産はテーベ(OX+グローブ座)、メンフィス(製鉄所)、ヘリオポリス(モアイ)、
 エレファンティネ(民族+公園)、ピラメセス(エルミタージュ)です。(筆者)

コメント Edit

コメントはありません。 Comments/プレイレポ/MOD/Civilization 4 Beyond the Sid/その4?

お名前:


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 ページ名変更 リロード   新規 ページ一覧 単語検索 最終更新   スマホ版表示に変更   最終更新のRSS
Last-modified: 2019-07-22 (月) 23:04:34 (90d)