プレイレポ/BtS/ビヨンドザナイツ?
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「無茶な立ち上がりだったが、なぜか上手くいった」
「某、6都市は初めてじゃ…武者震いがするのう!!」
今一度、周囲の状況と指導者間の態度を再確認し、ここらで、今後の方針を練る。
現在ビザンツ帝国は6都市所有。そのどれも足手まといになる都市はない。R路線なら、カノンRor胸甲騎兵RorライフルRを基本に、ビザンツ帝国固有のカタフラクトRが候補に挙がる。6都市確保できているので、非戦もありかもしれない。
普通なら、法律を研究しない技術ツリーを進むカノンR(通称、無法カノンR)を狙っていきたいところ。非哲学志向でもそれなりの速さでRができるのは優秀だ。ただ、天帝で無法カノンを決めて戦争系勝利をしたことがなく、さらに早期6都市体制で果たして金銭が持つのか定かではなく自信が無かった。6都市所有で維持費が少し高くなるのも不安。
自由主義ルートの各種Rもいずれも強力なのだが、天帝では創造・哲学志向を使わないとR成功した経験がない(勝ったとも言ってない)。また、首都の出力も序盤、中盤はよいが、食糧や衛生的にルネサンス期以降に伸び悩みそうな感じがしてならない。ユスティは金融志向を持っていないのでなおさら。
「レポ名目的にもカタフRしかないだろ」
やはりカタフラクトRを狙うか。ただ、AI工学研究前に速攻をかけるルートは、天帝では何度も跳ね返されており自信がなかった。
さらに気にかかるのは、ラムセスの態度。こちらを最悪の敵と視ているので、なんとかその状況を変えたい。ラムセスだけが宣戦してくるならまだしも、ラムセスが宣戦と同時に誰かに宣戦依頼した場合、とても防ぎきれない。どこかの都市を割譲してしまうか。いや、天帝では中々ありえない6都市体制をむざむざ手放す馬鹿は居ない。ただ、ラムセスとの関係を改善しないと非戦プレイすらできなくなる。
実プレイ時は、鉄器も入手していない段階で上のようなことを考えており、無駄に時間を浪費していた。
「で・・・じゃなかった陛下。ここはさらに攻勢に出ましょう。私に腹案があります」
「内政は私の領分だぞ」
「トラストミー」
首都で図書館建設後は、研究ビーカーに商業を注ぎ直す。次は騎乗を研究する。騎乗は戦争屋以外には比較的研究されにくい技術でそこそこ軽い。アルファベットにビーカーを入れれば、アルファベットとの交換も狙える。結構ねらい目だ。詳しい記述は、徳川象パレポ(干物殿内政欄)?も参照。
80ターン、騎乗研究完了。次はアルファベットに少しビーカーを入れ、技術の交換を目指す。技術の交換のみを目的とするなら、美学の方がよい。ただ、攻勢に出る・・・この場合、「弓騎兵R」を誰かに仕掛けるなら、厩舎の早期解禁も含めて騎乗の方が都合がよい。
82ターン、ドゴールとタッチの差で空き地に都市を建設。ぎりぎりだったが間に合った。帝国志向のおかげだ。
同ターン、すかさずラムセスに都市譲渡。これにはラムセスも笑みを漏らす。態度が軟化して関係が警戒に改善、通商条約も締結が可能に。
こちらはパカルとドゴールの領内。パカルは都市数は少ないが、優良なタイルを有しているようだ。一方でドゴールも氾濫原や鉱山資源、象資源などに恵まれており、技術に遅れることはないだろう。ビザンツ近くの蛮族都市もフランスが手に入れた様子。
84ターン、アショーカとアルファベットを交換した後の技術開発状況。スターリンも騎乗を研究済な様子だが、騎乗を技術交換に出せるのはビザンツ帝国のみ。技術の進捗状況は全体的に遅い気がする。天帝では、騎乗+アルファベットで誰かから数学を手に入れるのがセオリーな流れになるのだが。まぁ遅いに越したことはない。
技術の交換ログ。弓術・鉄器・漁業・石工術・瞑想を入手。
天帝や不死での技術交換を円滑に進めるには、各指導者の技術交換の警戒カウンターの上限の他に、スコア順位も意識したい。基本的に高難易度では、他のAIの方が技術が進んでいるので、技術の交換相手には困らない。警戒カウンターは全体のスコア順位が4位以下(標準設定)の相手との取引では無意味であり、こちらが大抵最下位であることを考えると、技術交換に必要な関係(態度)の維持さえできていれば、下位文明とはいつでも技術交換が可能。
このことを踏まえると、最初に取引していく相手は、技術交換の警戒カウンターが低く、スコア順位が上位になりそうな文明、ということになる。金融志向なのに技術交換カウンターが6しかないカパックやパカル、非金融志向だが遺産建設によってスコア上位に居ることが多いルイ14世は序盤に積極的に技術交換していきたい。もちろん、関係を親密まで引き上げることができるなら、その限りではない。
87ターン、ラムセスから君主政治を交換入手。これはラッキー。君主政治は美学・通貨レベルの技術を出さないと入手できないことも多いのだが・・・そして、君主政治のばら撒きができるのはビザンツのみ。ラムセスは序盤に戦争をしていたせいか、アルファベットの研究がまだで、技術交換の波に乗りそびれている。いい展開だ。
ラムセスと通商条約を結び、エジプト領を探索。残念ながら鉄があるので、槍兵や剣士は生産可能になっており、既に何体か都市に配備されている様子。
「将軍、本当にやる気なのか」
「陛下、馬が槍兵の餌という常識に囚われてはなりません。蛇が蛙を食べることがあれば、蛙が蛇を食べることもあるのです」
「ミミズの見間違いだろ(将軍が言うと本当のように思えるよ)」
「ともあれ、鉄が微妙な位置にしか湧かなかったので、どこからか奪う必要がありますぞ」
「それもそうか」
91ターン、スターリンがドゴールに宣戦布告!
スターリンは遠征を厭わない戦争屋なのだが、神秘主義の開発が遅れていたので、ドゴールから文化圧迫を受けていたのかもしれない。この星ではアショーカが嫌われているので、通商を切っておく。
ギルの数学・一神教を君主政治と引き換えに交換入手。ここからは伐採も厭わず、全力で弓騎兵を作っていく。通貨まで研究は持たないだろうが、無理にRを先延ばしにする必要はない。
「あっ・・・」
ドゴールに40分の1を引かれてしまった形。持っていない。
「ここからは私ナルセスが皇帝陛下を補佐いたします」
「よろしく頼むぞ」
気を取り直して、各都市の状況を確認。労働者は計6人居るが、改善が間に合っていない都市が多い。といっても今からはタイル改善より、森林伐採に力を入れてもらうのだが。奴隷による軍生産も人口2消費を心掛けるが、調整ができなくてもどんどん軍を作っていく。世襲制万歳。
103ターン、教皇庁完成。早い。バチカン宗教は仏教に決まった様子。首長選挙は関係改善のためにアショーカに投票する。
104ターンパカルが通貨を完成させていたので、ワインをGと引き換えに輸出。戦争中の維持費のねん出を見越しての判断だ。
次ターン、エジプトとの国境に計16体の弓騎兵と斧兵1体が終結した。全体の生産もこんな感じで、以後も続々と生産予定だ。
現在の技術進捗状況。まぁ悪くない。通貨をパカルに続いて研究してしまえば、建築やら諸々の技術の回収が可能だ。気になるのは、ラムセスがいつ封建制をとるかということ。主要都市はいずれも丘都市ではない。かといって、長弓兵は弓兵より手強いことに変わりはない。
帝国の興亡を賭けた一戦。負けられない。
まずはビザンツ首都に近いヘリオポリスから攻略する。戦闘オッズの方は、戦闘術Ⅰと陽動(対白兵)の昇進を付けた弓騎兵の勝率は5%、生存率も23%と驚くほど分が悪い。
これを破るためには、側面攻撃Ⅱの昇進を付与した弓騎兵で先に防衛側の耐久力を削っておく必要がある。平地防壁ありの各防衛ユニットに対する戦闘オッズは画像の通り。槍兵・剣士に対する戦闘結果予測は大差ない。攻城戦において、弓騎兵は
槍兵だけではなく剣士の餌でもあるのだ。といっても約50%の確率で生還が可能。
ヘリオポリス占領。弓騎兵2体が犠牲になったほか、生還した弓騎兵も瀕死の状態なので、しばらくは戦闘不能。それでも、スピード重視の侵攻を心掛けていく。傷ついた弓騎兵はベホマ大将軍の治療で次々回の戦闘に用いる。
なお、ターン終了前にヒンズー教に入信した。ギルガメッシュとの関係を少しでも緩和するためだ。
「イベントログでは大将軍ジェロニモが誕生したとのことですが、実プレイではフランシスコ・ピサロが誕生しています」
「ピサロにはコンキスタドールではなく、弓騎兵を指揮してもらうとしよう」
電撃戦で都市を落とせたものの、軍事力全体では未だ五分と五分。各方面からエジプト兵がビザンツ帝国に侵攻を始める。
といっても、平地での戦闘なら、昇進の分も相まって、弓騎兵有利で運べる。斧兵には90%、剣士には75%程度の勝率をキープ。
108ターン、ヒンズー教聖都のメンフィスを占領。聖殿も建設されており、19Gの収入が見込める。都市に宗教を流布させる暇があったら槍兵なり剣士を生産しておくべきだったな。
通貨研究後の技術状況。スターリンやドゴールからはGを、アショーカからは建築を入手したい。
侵攻には、弓騎兵以外に斧兵を随行させている。随行の理由は、野戦で弓騎兵が剣士や槍兵に強襲されないための盾が欲しいため。他にも、弓騎兵の略奪時や弓騎兵が都市で耐久力を回復している間も同様だ。
「斧兵なのに盾とな」
エジプト首都テーベからアンティオキアへのチョッカイを凌ぎながら、徐々に軍をエジプト首都テーベに差し向ける。
113ターン、法律研究完了。寡占技術なので、慎重にばらまきたい。なお、儒教を創始したのはパカル2世で道教も創始しそうな勢いで技術を進めている様子。
114ターン、バチカン停戦決議より、スターリンとドゴールが先に和平。彼らの矛先がこちらに向かないうちに、エジプトとの戦争を終わらせたい。テーベは平地で守備兵は9体。こちらは19体の弓騎兵が突撃する。
「ヤチャチィーーーン!」
1ターンで陥落ならず、やっぱ弓騎兵って糞だわ。気を取り直して、次のターンに持ち越す。念のため、後詰の弓騎兵も首都攻略に合流させる。
115ターン、西暦1年、エジプト首都テーベ占領。金銭も嬉しいが、鉄の入手が確定したことも嬉しい。もちろん立地も良好なので三重に嬉しい。
同ターンに、ラムセスから技術と小銭を貰って「和平」。属国にはしない。というより封建制の研究がまだなので、属国にできないのだが。また、ドゴールの鋳金を通貨と交換。鍛冶場の解禁は早い方がよかったので、嬉しい限りだ。
対エジプト戦争の通算戦績はこちら。キルレシオは3:1程度といったところ。譲渡した都市(ニコメディア)へ派遣されていくユニットをこちらがことごとく平地で葬っていたとかの事情もあり、かなり優位に進んだ様子。
残った弓騎兵はそのままキープ。弓騎兵Rは戦後の弓騎兵の扱いに少し困るのだが、カタフラクトへのUGという手段が残されているビザンツ帝国では大量に生産しても無駄にならない。すき焼きの残りを焼きうどんの具汁として食べるかの如く余すことなく活用したいものだ。そのためには、カタフラクトへUGできるような戦略をとりたい。
正直、弓騎兵ユニットを一番有効活用できるのは騎士UUを有するビザンツ帝国ではないかと思う。ビザンツの他にもどこか騎士UU持ち文明があった気がするが忘れてよい。
次ターン、なんとラムセスの方から技術交換を持ち掛けてきた。二度も宣戦したのに態度は警戒のまま・・・というか同宗教ボーナスが+されていくと不満はないにまで上がるのだが・・・
「文明の長として、民族を束ねるものとしての誇りを失った者に、テーベ他2都市を任せるわけにはいかない!」
――人間はちっぽけでも矜持を保たなければならない、そのことをCiv4で改めて思い知らされタ。
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続く
首都
図書館>開拓者>穀物庫>厩舎>弓騎兵~
第2都市
兵舎>斧兵>労働者×2>仏教僧院>弓騎兵(奴隷生産)>厩舎>弓騎兵~
第3都市
図書館>モニュメント>労働者(奴隷生産)>厩舎>弓騎兵~
第4都市
モニュメント(奴隷生産)>穀物庫>兵舎(伐採)>厩舎(奴隷生産)>弓騎兵~
第5都市
モニュメント>穀物庫>兵舎>厩舎(奴隷生産)>弓騎兵(間に仏教寺院建設)~
第6都市
モニュメント(奴隷生産)>労働者>漁船(奴隷生産)>穀物庫(奴隷生産)>兵舎>厩舎(奴隷生産)>弓騎兵×n>裁判所
※記述した生産物の順序は生産が完了した順であり、効率等を考えて生産キューが前後していることもあります。
自力研究で入手した技術
農業>採鉱>青銅器>畜産>陶器>筆記>騎乗>狩猟>通貨>法律
技術交換で入手した技術
アルファベット、鉄器、弓術、漁業、石工術、瞑想、聖職、君主政治、数学、一神教、建築、鋳金、帆走、暦
※以降の章では、都市生産物他の項目を省略します。
「両雄並び立たず、やつが消えるのは必然だったのだ」
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